人工膵臓療法の施設基準 – 令和6年度診療報酬改定

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告示

二の二の三 人工膵臓療法の施設基準

  1. 当該保険医療機関内に人工膵臓療法を行うにつき必要な医師及び看護師が配置されていること。
  2. 緊急事態に対応するための体制その他当該療法につき必要な体制が整備されていること。

通知

第57の2の5 人工膵臓療法

  1. 人工膵臓療法に関する施設基準
    1. 患者の緊急事態に対応する緊急検査が可能な検査体制を有していること。
    2. 担当する医師が常時待機しており、糖尿病の治療に関し、専門の知識及び少なくとも5年以上の経験を有する常勤の医師が2名以上配置されていること。
    3. 人工膵臓療法を行うために必要な次に掲げる検査が当該保険医療機関内で常時実施できるよう必要な機器を備えていること。
      1. 血液学的検査

        赤血球数、白血球数、血小板数、ヘマトクリット値

      2. 生化学的検査

        グルコース、尿素窒素、インスリン、ナトリウム、クロール、カリウム

    4. 100人以上の糖尿病患者を入院又は外来で現に管理していること。
    5. 入院基本料(特別入院基本料を除く。)を算定していること。
    6. 前記各項でいう「常時」とは、勤務態様の如何にかかわらず、午前0時より午後12時までの間のことである。
    7. 医療法第30条の4第1項に規定する医療計画との連携も図りつつ、地域における当該療法に使用する機器の配置の適正にも留意されていること。
  2. 届出に関する事項
    1. 人工膵臓療法の施設基準に係る届出は、別添2の様式24の4を用いること。
    2. 当該治療に従事する医師の氏名、勤務の態様(常勤・非常勤、専従・非専従、専任・非専任の別)及び勤務時間を別添2の様式4を用いて提出すること。
    3. 当該地域における必要性を記載すること(理由書)。

事務連絡