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r6-K000-2
告示
小児創傷処理(6歳未満)
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筋肉、臓器に達するもの(長径2.5センチメートル未満)
1,400点
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筋肉、臓器に達するもの(長径2.5センチメートル以上5センチメートル未満)
1,540点
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筋肉、臓器に達するもの(長径5センチメートル以上10センチメートル未満)
2,860点
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筋肉、臓器に達するもの(長径10センチメートル以上)
4,410点
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筋肉、臓器に達しないもの(長径2.5センチメートル未満)
500点
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筋肉、臓器に達しないもの(長径2.5センチメートル以上5センチメートル未満)
560点
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筋肉、臓器に達しないもの(長径5センチメートル以上10センチメートル未満)
1,060点
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筋肉、臓器に達しないもの(長径10センチメートル以上)
1,950点
- 切、刺、割創又は挫創の手術について切除、結紮又は縫合を行う場合に限り算定する。
- 真皮縫合を伴う縫合閉鎖を行った場合は、露出部の創傷に限り460点を所定点数に加算する。
- 汚染された挫創に対してデブリードマンを行った場合は、当初の1回に限り100点を加算する。
通知
- 創傷処理とは、切・刺・割創又は挫創に対して切除、結紮又は縫合(ステープラーによる縫合を含む。)を行う場合の第1回治療のことであり、第2診以後の手術創に対する処置は「J000」創傷処置により算定する。なお、ここで筋肉、臓器に達するものとは、単に創傷の深さを指すものではなく、筋肉、臓器に何らかの処理を行った場合をいう。
- 創傷が数か所あり、これを個々に縫合する場合は、近接した創傷についてはそれらの長さを合計して1つの創傷として取り扱い、他の手術の場合に比し著しい不均衡を生じないようにすること。
- 「3」の「イ」頭頸部のもの(長径20センチメートル以上のものに限る。)は、長径20センチメートル以上の重度軟部組織損傷に対し、全身麻酔下で実施した場合に限り算定できる。
- 「注2」の「露出部」とは、頭部、頸部、上肢にあっては肘関節以下及び下肢にあっては膝関節以下をいう。
- 「注3」に規定するデブリードマンの加算は、汚染された挫創に対して行われるブラッシング又は汚染組織の切除等であって、通常麻酔下で行われる程度のものを行った場合に限り算定する。
- 腹部開放創用局所陰圧閉鎖キットの交換のみを目的として実施した場合は、「1」、「2」又は「3」の「ロ」のいずれかを算定する。
事務連絡
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区分番号「K000-2」小児創傷処理(6歳未満)について、長径20センチメートル以上の筋肉、臓器に達する頭頸部の創に対して創傷処理を行った場合はどのように算定するのか。
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従前通り、区分番号「K000-2」小児創傷処理の「4」筋肉、臓器に達するもの(長径10センチメートル以上)にて算定する。H28.03.31(その1)-165
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K000-2小児創傷処理(6歳未満)について、切創、刺創、割創又は挫創に対して、ボンド又はテープにより創傷処理を行った場合に算定できるか。
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6歳未満の患者であって、筋肉、臓器に達しない創傷に対して、切除、結紮又は縫合と医療上同等の創傷処理を行った場合は、算定して差し支えない。H24.03.30(その1)-175