サーモダイリューション用カテーテル – 令和4年度診療報酬改定

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告示

サーモダイリューション用カテーテル

  1. 一般型
    1. 標準型
      1. 標準型

        10,000円

      2. 輸液又はペーシングリード用ルーメンあり

        16,600円

    2. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能あり

      52,400円

    3. ペーシング機能あり

      37,100円

  2. 連続心拍出量測定機能あり
    1. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能あり

      51,100円

    2. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能なし

      46,700円

  3. 一側肺動脈閉塞試験機能あり

    74,600円

通知

定義

  1. 定義

    次のいずれにも該当すること。

    1. 薬事承認又は認証上、類別が「機械器具(51)医療用嘴管及び体液誘導管」であって、一般的名称が「心臓用カテーテル型電極」、「ヘパリン使用心臓用カテーテル型電極」、「サーモダイリューション用カテーテル」、「ヘパリン使用サーモダイリューション用カテーテル」、「酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル」又は「ヘパリン使用酸素飽和度モニタ付サーモダイリューション用カテーテル」であること。
    2. 循環機能評価を目的として、熱希釈法等を用い、心拍出量、肺動脈楔入圧等を測定する心臓用カテーテルであること。
  2. 機能区分の考え方

    使用目的、構造及び付加機能により、一般型(4区分)、連続心拍出量測定機能あり(2区分)及び一側肺動脈閉塞試験機能ありの合計7区分に区分する。

  3. 機能区分の定義
    1. 一般型
      1. 標準型(標準型)

        次のいずれにも該当すること。

        1. 熱希釈法により、心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. ①のイからエまで及び③に該当しないこと。
      2. 標準型(輸液又はペーシングリード用ルーメンあり) 次のいずれにも該当すること。
        1. 熱希釈法により、心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. 輸液等に使用する側孔を有するルーメン又はペーシングリード用ルーメンを有すること。
        4. ①のウ及びエ並びに③に該当しないこと。
      3. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能あり 次のいずれにも該当すること。
        1. 熱希釈法により、心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. 混合静脈血酸素飽和度測定機能を有すること。
        4. ①のエ及び③に該当しないこと。
      4. ペーシング機能あり 次のいずれにも該当すること。
        1. 熱希釈法により、心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. 体外ペーシング機能を有すること。
        4. ③に該当しないこと。
    2. 連続心拍出量測定機能あり
      1. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能あり

        次のいずれにも該当すること。

        1. 熱希釈法により、連続心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. 混合静脈血酸素飽和度測定機能を有すること。
        4. ③に該当しないこと。
      2. 混合静脈血酸素飽和度モニター機能なし

        次のいずれにも該当すること。

        1. 熱希釈法により、連続心拍出量を測定するカテーテルであること。
        2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
        3. ②のア及び③に該当しないこと。
    3. 一側肺動脈閉塞試験機能あり

      次のいずれにも該当すること。

      1. 熱希釈法により、心拍出量又は右室駆出率を測定するカテーテルであること。
      2. 圧測定用先端孔ルーメン、バルーン拡張用ルーメン、指示液注入用ルーメン及びサーミスターを有すること。
      3. 一側肺動脈閉塞試験に使用するカテーテルであること。

事務連絡