病理診断管理加算の施設基準 – 令和4年度診療報酬改定

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告示

三 病理診断管理加算の施設基準

  1. 病理診断管理加算1の施設基準
    1. 当該保険医療機関内に病理診断を専ら担当する常勤の医師が一名以上配置されていること。
    2. 病理診断管理を行うにつき十分な体制が整備された保険医療機関であること。
  2. 病理診断管理加算2の施設基準
    1. 当該保険医療機関内に病理診断を専ら担当する常勤の医師が二名以上配置されていること。
    2. 病理診断管理を行うにつき十分な体制が整備された病院であること。

通知

第84の7 病理診断管理加算

  1. 病理診断管理加算1に関する施設基準
    1. 病理診断科を標榜している保険医療機関であること。
    2. 病理診断を専ら担当する常勤の医師(専ら病理診断を担当した経験を5年以上有するものに限る。)が1名以上配置されていること。なお、病理診断を専ら担当する医師とは、勤務時間の大部分において病理標本の作製又は病理診断に携わっている者をいう。
    3. 病理標本作製及び病理診断の精度管理を行うにつき十分な体制が整備されていること。
    4. 年間の剖検数・生検数が十分にあること、剖検室等の設備や必要な機器等を備えていること等を満たしていることが望ましい。
  2. 病理診断管理加算2に関する施設基準
    1. 病理診断科を標榜している保険医療機関であること。
    2. 病理診断を専ら担当する常勤の医師(専ら病理診断を担当した経験を5年以上有するものに限る。)が1名以上及び病理診断を専ら担当する常勤の医師(専ら病理診断を担当した経験を7年以上有するものに限る。)が1名以上配置されていること。なお、病理診断を専ら担当する医師とは、勤務時間の大部分において病理標本の作製又は病理診断に携わっている者をいう。
    3. 病理標本作製及び病理診断の精度管理を行うにつき十分な体制が整備されている病院であること。
    4. 年間の剖検数・生検数が十分にあること、剖検室等の設備や必要な機器等を備えていること等を満たしていること。
    5. 臨床医及び病理医が参加し、個別の剖検例について病理学的見地から検討を行うための会合(CPC:Clinicopathological Conference)を少なくとも年2回以上行っていること。
    6. 同一の病理組織標本について、病理診断を専ら担当する複数の常勤の医師が鏡検し、診断を行う体制が整備されていること。なお、診断に当たる医師のうち少なくとも1名以上は専ら病理診断を担当した経験を5年以上有すること。
  3. 届出に関する事項

    病理診断管理加算の施設基準に係る届出は、別添2の様式80の2を用いること。

事務連絡